デンゼル・ワシントン(“マルコムX”と”遠い夜明け”)
「なんかデンゼル・ワシントンって、いい人の役ばっかりで得してない?」最近はそうでもないけど、確かに伝記物や 正義の味方や刑事役,やましい事の無さそうな人の役が多いですよね。きっとそう言うヒトなんですよ、っとでも思わずには居られない。いや腑に落ちない。ww
特に世界中を唸らせた以下の2つの伝記映画が、以降のデンゼル・ワシントンのカリスマとしての立ち位置を決めたのではないでしょうか。
私が高校時代(受験生時代)に観た アッテンボローの映画。物語はケヴィン・クラインが亡命する迄の話がメインだが、スティーヴン・ビコの映画に他ならない。
ビコの反アパルトヘイト運動が軌道に乗り始め、そして拷問を受けて獄中死するまでの、前半のローラーコースターのような人生が無ければ、後半の亡命劇はなんにも説得力のないドタバタなんじゃなかろうか? いゃ失礼なこと言ってゴメンナサイ。
後々になっても、タブー的テーマだったからなのか、単に長い映画だったからなのか、ノーカットで観れる機会が無かったのですが今では TSUTAYAでも置いてるみたいです。さて Peter Gabrielの曲はカットされてないかな?
マルコムXがいい人か悪い人かは評価の大きく別れるところでしょうが、死後に世界に与えた影響力の大きさから言ったら、上から数えて”何番目”かの人なんでしょうね。
撮影現場でどういう人かは分かりませんが、ビコといいマルコムXといい、もう本人に成りきってますよね。もう完璧に本人、この人の役作りって根性入ってますよね。ww
映画は、これも長い。出獄以降を中心にカリスマになってからの話が観たかったのだが、スパイク・リーも決して手を抜けなかったんでしょうね、ライフワークだもんね。
スピーチも上手でしたね。よく流用されたり CD化されたりしてましたね。でも『I Have a Dream』は世界中の教科書に載っても、『By any means necessary』は載らないでしょう。
話がデンゼル・ワシントンから外れましたね、失礼しました。
以上2作品以外では、「ボーン・コレクター」「悪魔を憐れむ歌」「マーシャル・ロー」とかも、いい人の役で得してる感じで好きな映画です。やっぱり刑事ばっかりかよー! 悔しいー!! ww
最後はオバマ大統領の伝記でもやってキャリアを終結させるか?? ってくらい本気に考えておいて欲しいんだけど。。(モーガン・フリーマンのマンデラ伝記みたいに。)
Spike Leeの話、MalcolmXの話、Denzel Washingtonの映画の話、今後も沢山出てくると思います。
以後お見知り置きを。