マンガ旧約聖書(1~3) 里中満智子

91zQvy9F0gL調子に乗ってこれも図書館から借りてきました。里中満智子だからといって引かないで下さい、とっても読みやすくて分かりやすかったです。

「良書」決定です、本当です。ww

Amazon(「BOOK」データベース)によれば、第一巻”創世記”は『ユダヤ教、キリスト教、イスラム教…三大宗教の啓典“旧約”。その荒ぶる神と翻弄される人間を、数次に渉る現地取材で精緻に描く、著者渾身の書き下ろし。』

第二巻”出エジプト記他”は『モーセよ、シナイ山の頂きに登れ。そこでお前に言葉を告げよう。すぐ不平不満をおこす民と、一人の違反も許さない神との間で、モーセは日夜悩み続けた。』

第三巻”士師記 サムエル記 列王記 ダニエル書他”は『名君ダビデは王国を揺るぎないものとし、賢王ソロモンは富と栄光を得る。しかし名君といえど、主の掟や戒めを全ては守れず、やがて王国は分裂して、民は他国の捕囚となる。』

と、なってます。

51U3srXvPML難しいこと考えずに、物語だと思って読み進めましたが、なかなか面白かったです。こちらも断片的に知ってるエピソードが一連の流れとして繋がった気がして有意義でした。

でもね、話がいわゆる『イスラエル』中心だから仕方ないとしても、あまりに自己中過ぎやしないかとも思いましたね。こういう物が残っているから現代社会においてもイスラエルが傲慢なこと言い続けるんだなーっと。

調べてみれば分かるけど、現代でいう『ユダヤ人』とは、古代イスラエル人の直系子孫と言えるかってーと、断言は出来ないそうじゃないですか。

気軽に読むと面白く、難しいこと考えながら読むとますます今後のことが心配になる。。そんな本でした。ww

91Ngpyvi1QL当然ながら、最近読んでる古事記なんかと似てるところも多く、その点も興味深かったです。神と約束して、人間が約束を守れなくて… なんて繰り返しは万国共通なんですね。

この本の印象がとても良かったので、次はマンガでギリシア神話でも行ってみるかなっと思案中です、もちろん里中満智子さん著で。

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情報源: マンガ旧約聖書〈1〉創世記 | 里中 満智子 | 本 | Amazon.co.jp

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