我が家は新築して10年弱になります。昨日から○○○○社製シャワートイレの電源ランプが高速点滅する現象になり、ちょっと調べてみたところ大変な事実にぶち当たりました。
同じ現象が起きる可能性がある方のために、ここにまとめてみたいと思います。そこの製品かは報復が怖くて書けません。ww Google先生に聞けばイッパツで答えてくれるでしょう。
マニュアルを見ると、故障時には1秒間に2度のゆっくり点滅だそうです。では1秒間に5回の高速点滅とは? 同じくマニュアルによれば「長期利用した場合のメンテナンスのお知らせ」だそうです。とにかく点検を受けてくださいの一点張りで、自分でメンテナンスするという選択肢は無いようです。
ところがこれ、製品出荷時には既に10年後に高速点滅する仕組みが組み込まれていて、使用を開始後10年でこのタイマーが作動して利用者に「メンテナンス」を促す、という作戦のようです。
そこでなにか胡散臭いものを感じてGoogle先生に聞いてみたところ驚愕の事実が! この点検サインはあくまでも点検サインであり、それ以上でも無ければそれ以下でも無いとのことです。
サービスマンに点検を以来しても、この警告をキャンセルする作業を行うのみ(まあ点検もするでしょうが)で、出張料+技術料をして税込7452円を取られるとのことです。
その警告のキャンセルは、コントロールパネルからの特殊操作(秘密コマンド入力)を行うだけらしいのです。
何も知らない利用者は、「点検サインが点滅してる! まぁ大変!」と思うでしょう、そしてメンテナンス業者に連絡するでしょう、そしてメンテナンス業者は点検費用としてお金をふんだくる。
そんな構図を自らデザインし実装してるのです。なんて会社でしょう、情報弱者を食い物にしているのです。
聞けば高速点滅中でも普通にトイレは使用でき、万が一故障が発生すれば高速点滅はゆっくり点滅に切り替わり、きちんとエラー警告は通知されるそうです。だからうちでは主に利用する両親に事情を話し「高速点滅は無視して。」とお願いしました。だってバカバカしいと思いませんか? ムカつきませんか? こんな悪どい話を野放しにしといて良いんですか?
Google先生に聞けば、この高速点滅を自分で解除する方法も教えてくれます。これを聞いて2度ビックリ! なんとシャワートイレのコントロールパネルの蓋を開けて基板を剥き出しにし、「とあるジャンパースイッチをパチンと切る」だけだそうです。呆れたものです、最初から10年タイマーの簡易キャンセルも設計済みだなんて。ちなみにこの基板ではヒューズも一緒に樹脂で固めてあり、ヒューズ切れの時でさえ基板まるごと総取っ換えだそうですよ、なんのためのヒューズだか。。
ここで自分でジャンパースイッチを切ろうと思った方、要注意です。次に本当に故障が発生してサービスマンに修理をお願いした時に以上のことがバレると、余計な費用が上乗せされて次回の修理費用がかなり高額になるとのことです。逆ギレもいいところですね。オトナの事情といいつつ大人げない。ww
しかしこの10年タイマー、やはり問題が多発したらしく、最近の機種では搭載されていないようです。
こんな腹黒い「儲けの構図」はやはり長続きしないようですね。
そろそろ10年を迎えるシャワートイレを利用中の方はご注意を。