Boogie Down Productions – My Philosophy
「Fresh! for ’88.」と言うことで、27年前ですね。社会派メッセージを”季語”としてラップに乗せることが定番となりつつあった初期の頃の曲ですね。ジャケもタイトルも Malcolm Xの丸パクリで強い傾倒ぶりが全面に出てますが、Boogie Down Productionsの成り立ちが、もう社会問題の中にあったとのことなので当然なんでしょうね。
当時 Public Enemyと双極を成していた B.D.P.ですが、発信していたメッセージはお互いちょっと違っていたようですね。また KRS-ONEの Reggaeを意識した曲作りもちょっと興味深かったように思います、実際 Sly & Robbie との相互プロデュースとかも面白かった。
この後 KRS-ONEはアルバムの毎に若干の軌道修正を繰り返して行く訳ですが、変わっていく事の大切さみたいなものを 27年経って感じます。
いわゆるブラックカルチャーにどっぷりとハマる切っ掛けと言っても大袈裟ではない曲です。
Boogie Down Productions – My Philosophy