初代MacBook君がもうヤバイって話をしたら、心優しい Mitioさんからオファーがあり、我が家に「DELL Inspiron Mini 12」; 略称 Inspiron君が嫁いで来ることになりました。なにやらもう長いこと使ってなくて押入れの肥やしになってたらしいので、再生してMacBook君の代わりになるかどうか やってみようと言うことになりました。
着払いで到着した Inspiron君を早速開封の儀。OSはVistaがプリインストールのモデルのようです。BIOSで確認すると、CPUは Atom。我が家で2台目の Atomになります。メモリは 1GB、HDDは 60GB(4200回転)、画面は 12.1インチ(1280×800)。いわゆるネットブックと言われるタイプでしょうか?
モデル発表当時でも、全て「普通」の中庸モデルで、しかも6年も前のモデルです。が、バッテリーとキーボードがちゃんと生きていることと なにより目立った故障箇所が無いことが私には重要です。HDD/メモリは手持ちの物があったので交換も考えましたが、調べてみると手軽にネジ1本で交換できるタイプでは無かったので諦めました。ここから先は、出来る範囲のチューニングでなんとかしなきゃです。
OSは最初 Windows 10 Technical Preview版を入れてみたのですが、インストールは出来ました。ちゃんと動いているようです。が、必要なアプリのインストールの時点でもうアップアップで使い物になりませんでした。諦めて他の選択肢を考えることにしました。。 次に入れてみたのは 「Shuttle君」にも入ってて定評のある Ubuntu 14 ですが、こちらも一筋縄には行きませんでした。まず内蔵WLANを認識しない→サポート外だそうです。インストールは成功するのに次回起動後ブラックアウト→GRUBのパラメータ?の変更を手作業で実施して回避。。 あとこちらも致命的に遅い! 八方塞がりになりつつあります。
次々に襲ってくるトラブルに対応するには、やはり Google先生に聞くのがイチバンですね、どんな些細なことでも先人が導いてくれます。Ubuntu 14が古いマシンで決定的に遅いのは、GUI表示が強制的に3Dになっているからなんだそうです。そこで旧バージョンのGUIに切り替えると改善するようです。で、やってみました。改善しました! はっきりと体感出来るくらいの速度アップです。
ただ、起動が遅いのはどうにもなりませんでした。あと、動画もサクサクって状態には程遠いです。(いや、YouTUBEは全滅です) しかし嬉しいのはサスレジ関係は予想以上にちゃんとしていたので、毎回起動しなくても良さそうなことです。インストールするアプリも Chromiumと DropBox以上は考えていませんし、この辺りでしばらく使ってみようと思います。Ubuntu のダイエット情報は日々ワッチして行こうとは思いますが。
さて、Mitioさん。お礼の品は何がいいですか? Inspiron君の評価はかなり高いですよ。ww