おなじみのエピソードが並ぶのですが、まとめて読むとこれがなかなか圧巻です。って言うか前に読んだときの印象とか カンペキに忘れちゃってる自分がスゴイ!
第1巻は創世記(アダムとイブからイスラエル十二支族まで)。第2巻は出エジプト記。第3巻は身内のゴタゴタからダビデ王、またゴタゴタがあって旧約聖書の終わりまで。
物語としてのクライマックスは出エジプト記でしょうが、第3巻はもうドロドロの世界。なーんとなく現代社会まで繋がってるのは興味深いところ。
著者本人も言ってますが、現存する旧約聖書ってのは無く 全てが写本だったり口頭伝承によるもの。ノイズも乗るが新しいドラマも加わると考えれば、それぞれの解釈があって当然ではないでしょうか。そんな中で里中版は読み物として最高の物語性で入門用としては十分楽しめるバージョンだと思うのよ。試し読みしてみたい方は是非コメント下さい!
うちは小説です!(^ ^)
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